靴の中敷き「インソール」という言葉をあんまり使わないクロックス。主な素材はクロスライトで足を置くその部分をフットベッドと呼ぶそうです。まさに足を置く“ベッド”で、休まるイメージですね。
新作キャップトゥ・シリーズが公開されました。2014-08-30最終更新
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最近、夜と朝方は急に肌寒くなってきたので暖かいマイクロファイバーの毛布を引っ張りだしました。保温に役立つこの素材がクロックスの秋パンプス、キャップトゥ ウェッジ ウィメンズ のフットベッドには使われています。ヒールパンプスのメリットをまとめました。
フットベッドの起毛素材
シルバニアファミリーの人形みたいな素材。・・と言っても私が現役でウサギを持っていたのは随分昔のこと。毛足は無いけど肌触りがソフトな人形だった記憶があります。
それが見られるのが、クロックスの靴の「中」です。
このキャップトゥウェッジのフットベッドに使われているのは、マイクロファイバーだそうです。その性質は、毛布とかお掃除クロスに使われる事もありますね。
触り心地はソフトですが、クロックスに使われたマイクロファイバーはサラサラしていて起毛も目立ちませんので、分かり難いと思います。フットベッド部の4/5くらいの割合をこの素材が占めていました。残りのちょっとは、クロスライトのままです。
足先に感じるクロスライト
足指が触れる、シューズの先のほうは防臭性のあるクロスライトを使っています。靴の中で嫌な足ムレを感じるのは指先のほうからだと思いますし、素足のとき足指が触れる(掴むような)感覚は、特に刺激が伝わりやすい部分です。
クロックスは点々模様のわずかな突起をデザインしていて、マッサージ効果による血行促進が期待できます。それはヒールシューズになっても付いていましたよ。(どうしても上手く撮れないけど付いています↓)
つま先の“キャットトゥ”の内部は、マイクロファイバーが貼られていませんので、クロスライトをそのまま踏みしめることが出来ます。
この模様が突起状になっていて、足裏に刺激をあたえます。ソックスよりも素足やストッキングでクロックスを履くと、なんとなく分かると思います。
足ツボを直接、刺激するようなハードなものではありません。もしかしたら、気付かないで履いている方も・・!?いるかもしれない。違和感が少ないんですよね^^
W(ダブル)素材は 何のため?
キャップトゥウェッジのフットベッドには、クロックス独自の素材「クロスライト」と、大部分を覆った「マイクロファイバー」が使われていました。
クロスライトは全てのクロックスに使われている素材です。柔かい足馴染みの良さと防臭性があり、日常的な歩行をサポートできるクッション性をもっています。
スルスルした肌触りなので素足で履いても気持ち良いのですが、傾斜のある6.5cmヒールだと、シューズの中の足が前へスライドしやすくなるようです。これを防止するために貼られたのがマイクロファイバーで、足が滑らないようにしています。
吸汗効果もあり、働く女性の足のために、客室乗務員の意見を取り入れたワークパンプス「オーキッド」も同じくマイクロファイバーを使ったローヒールです(4cm)
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若干ゴミが付着しやすいようなので足裏をキレイにしてから履くとよいかも。マイクロファイバーという素材には、他にもこんな特徴があるそうです↓
木綿と同等以上の吸水性や通気性・保温性を持たせた素材。(ウィキベディア/マイクロファイバーより)
秋冬用のライナー付きクロックスや、あったかブーツと比べちゃいけませんが、キャップトゥ ウェッジ ウィメンズ も今シーズンに新しく登場したヒールシューズです。
W素材のフットベッドは踏み心地がソフトで気持ちいいです。素足でもOKですが、ストッキングやタイツが合うかしら。オーキッドはブラック一色のみなので冠婚葬祭に向いていますし、キャップトゥの上品な見た目もオールシーズン対応するパンプスです。