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本記事は2012年ムートンブーツ「UGGとEMU」について書いています。文中のリンク先で掲載終了している場合がございますm(__)m 投稿日: 2012年10月9日
初投稿から現在まで、
10年以上。毎冬UGGを履いてきた感想を踏まえて更新しました。
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ここからレビュー本編です
本物のムートンブーツ(シープスキンブーツ)の良さを知ってしまうと、
もう、本当に脱ぎたくなくなるくらい、気持ちのよいものです。
そして、大人にこそ似合う上質さをもっています。
履いてみたら、ブーツの中で足指が羊毛を掴むほど!
アグの毛並みの良さに驚きました!
もくじ
本物ムートンとフェイクムートン ブーツの違い
個人的には1~2シーズンで履きつぶしたり、デイリーユーズにするならば、リーズナブルなフェイク「ムートン風」のブーツも防寒に重宝すると思います。
でも、足元からリッチな気分になりたいときや、しっかり防寒したいとき、
履き慣れたブーツを翌年に持ち越したときに、
やはり 本物のシープスキンだと、暖かさや質感に違いが出てくるように感じています。
暖かさで選ぶなら、断然 本物が勝ちます!
大事に履いてあげれば、羊皮は柔らかさを増して、足にしっかり馴染みます。
ブラッシングで汚れを落とす、雨に日に履かないなど、基本的な取扱い方法を守れば、
良い物を長く履いていくことが出来ますよ。
UGG(アグ)オーストラリアとは?
UGG(アグ)といえば、シープスキンブーツのお店として、とても有名なブランドですよね。
直営店には、本物志向の高級感がありますし、アウトレットでも品質に違いはなく、お得にショッピングが楽しめます。
アグの起源について
冬がオンシーズンの UGGブーツからはイメージしずらいかもしれませんが、
もとは サーファー達が陸に上がって休憩する際に シープスキンのフットウェアで足を暖めていたことが、UGG(アグ)の原点になっているそうです。
世界的な認識でみると、意外とアグは「オールシーズン型」なのですね。
シープスキンブーツについて
天然素材の「シープスキン」は、吸湿性にも放湿性にも優れています。
現代では冬のおしゃれの定番ですが、起源を辿れば、サーファーたちが暖をとり、足を乾燥させるのに丁度よかったのが「シープスキンブーツ」だったことから、
UGGや、高品質なオーストラリアの牧羊が世界中に知られるようになったのだそう。
UGGのはじまりは、1978年。更には、1994年からEMUも登場しています。
今では、どちらもよく耳にするブランド名ですよね。
UGG(アグ)と EMU(エミュ)を比べる!
まず、見た目ですが、
アッパー(甲)のラインからして、実は結構 違いがあるんですよね。
UGGはつま先がふっくら、EMUはシュっとしてる感じ。
EMUとUGG 防水ブーツについて
EMUでは 早くからブーツが 雨に対応できる「機能性」をアピールしてきた印象もあって、
EMUの防水コレクションでは、防水スエードを使用した Paterson(パターソン)シリーズが有名です。
パターソンはEMU独自のウォーターレジスタント加工(撥水加工)を採用したモデルのブーツです。
シープスキンを染める段階で 撥水剤を加えるため、表面に撥水スプレーをしたタイプより、加工が長持ちするそうですよ。
同じようなタイプをUGGで探してみると・・
UGGでも防水レザーや、防水スエードの ウィンターブーツを販売していました。
天然ウールの履き心地と、-32℃の氷点下に耐える防寒性をもつ、
ダックブーツなどがあるようですね。
Hot
関連商品はこちらです
アグ 【UGG公式】 レディースブーツ ADIROAM HIKER チェスナット, 23.0
UGG公式サイトの検索機能で、
ダイレクトに「防水」とか、
「waterproof」と入力すると、対応するアイテムが見つかります♪
UGGとEMU 撥水ブーツについて
(前項は防水でした)次に 撥水ブーツについて、解説します。
UGGではブーツに「 II 」が付いている物があり、これは分かりやすく、アップデートを意味しています。
その際(2016年)に、新たに加わった機能が、シープスキンブーツの撥水性です。
現在は、UGGもEMUも
ベーシックなブーツに撥水加工を施していますので、
突然の雨や防汚に対して、ひと昔前よりも、シープスキンブーツを安心して履けるようになりました。
撥水加工の持続について
本来 シープスキンは、性質上 水はご法度になりますので、
防水ブーツではなく、撥水ブーツであることを意識したり、
撥水加工も、少しずつ弱まることを踏まえて、メンテナンスしていくと良いかもしれませんね。
UGGではブーツに、スコッチガードプロテクターを施して、撥水・防汚性をプラスしています。
効果は、約1シーズン(3~4か月程度)、撥水・防汚効果を保ちます。
その後は、必要に応じて専用ケア製品を使っていくことで、撥水機能を持続させられます。
撥水
UGGのブーツケア用品
プロテクター UGG PROTECTOR – アグ プロテクター ブラック
ブーツやシューズを雨や雪、泥、汚れから保護するために特別に配合した成分が通気性のある見えない層をつくり出し、悪天候のときにも表面を保護します。引用 UGG公式サイト
UGGとEMU 見た目の違いは?
写真は、左がUGG。右がEMUになります。
しかしながら、筆者の手持ちが旧製品になるため、現在とは形が少し異なります。
写真のブーツはどちらも同じサイズで、EMUのほうが「ぷっくり」丸い印象ですが、
EMUは2014年に靴型をモデルチェンジしていますので、今はここまで丸くはないはずです。
当時の、しかも個人の感想ですが、ソール等の細部までこだわって作られているEMUは、その分、重たく感じました。
EMUはその後、アップデートすることで、よりきれいに見えるように シルエットの変更や、30%の軽量化などが 行われていきました。
筆者はどちらかというと、昔っからのUGGの そのままのスタイルが好きです。
でも、どちらのブランドも進化しています。
どちらも本物志向のシープスキンブーツなので、ご自分の好みの形や色で選んでみてもいいと思いますよ。
UGG クラシックブーツのアップデートについて
2016年。UGGのアイコニックなブーツが 機能性をプラスして、新たなコレクションとなり登場しました。
商品名に「 II 」が付いたブーツが出た頃ですね。
長年愛され続けている ブーツのベースシルエットはそのままに、
Scotchgard(スコッチガード)プロテクターを施し、撥水・防汚性をプラスしました。
アウトソールには 軽さ、柔軟性、耐久性、クッション性とグリップ感を高めた、
新構造のTreadlite by UGG(トレイドライト バイ アグ)を採用。
ちょっと分かりにくいかもですが、かかとのUGGのロゴラベルは、レザーになったんですよ。
UGG クラシックブーツについて
(だいぶ前に)昔ながらのクラシックはリニューアルして「クラシック II」になりましたが、
ウルトラミニには、IIが付きません(たぶんリニューアルした年よりも後に出たモデルだからかな?と推測。)
クラシックのブーツ丈は短いほうから「ウルトラミニ」がある他に、
「ミニ」、「ショート」、「トール」と だんだん長くなっていきます。
こちらが「ミニ」↓
ウルトラミニより少しブーツ丈が長めになります。
アグ 【UGG公式】 レディースブーツ CLASSIC MINI II – クラシック ミニ II ブラウン, 23.0
こちらが「ショート」↓
私が履くと、ふくらはぎ下くらいの丈になります。
アグ 【UGG公式】 レディースブーツ CLASSIC SHORT II – クラシック ショート II ブラウン, 23.0
こちらが一番長い
「トール」↓
かなり暖かそうですね。
アグ 【UGG公式】 レディースブーツ CLASSIC TALL II – クラシック トール II ブラウン, 23.0
ウルトラミニ~トールまで、クラシックのシリーズは、
撥水と防汚加工のスコッチガードプロテクターを施したモデルです。
また、さらに長い「ウルトラトール」や「ウルトラウルトラ トール」もあり、個性的です。
ショート丈を履いています♪
ミニ丈を履いています♪
近年、クラシックブーツにもエコ素材が使われる傾向があるようですね。
アウトソールは、Treadlite by UGG™だけではなく、同じ商品に「サトウキビ由来のEVA素材」が採用され、そのどちらかが使われていたり、
今は「UGGplush」ライニングが主流になっていますが、これは、リパーパスウールと、テンセル(リヨセル繊維)や、リサイクルポリエステルなどを独自ブレンドした、シープスキンの感触はそのままに環境へ配慮した素材です。
厚底UGG プラットフォームについて
UGGのアイコンブーツが厚底タイプになったPlatform(プラットフォーム)は、新しく登場したクラシックブーツです。
オリジナルと同じくアッパーはスエードですが、ライニングとインソールはUGGplush(独自ブレンドのリパーパス ウール混合)なので、
オリジナルのライニング「17mmのシープスキン」使用に対し、プラットフォームは「17mmのUGGplush」が使用されたモデルになっているようです。
クラシック ウルトラ ミニ プラットフォーム
【素材】
・アッパー:スエード
・ライニング:17mmのUGGplush™*(アップサイクルウール 80% / リヨセル 20%)
・インソール:17mmのUGGplush™*(アップサイクルウール 80% / リヨセル 20%)
・アウトソール:Treadlite by UGG™*
・シャフト高さ:約8.8 cm
・ヒール高さ:約5cm
・重さ(片足):約390g
※オリジナルのクラシック ウルトラ ミニは、シャフト高さ:約8.8cm、ヒール高さ:約3.2cm、重さ(片足):約250gになります。
ショップ情報
EMU Australia 日本正規代理店
株式会社STOKEcompany(エミュ)
UGG(R) 公式サイト(アグ)
デッカーズジャパン合同会社