コンデジ使いでは、なかなか実現しなかった「背景ぼかし」が、デジタル一眼では、簡単に撮影できました。愛用カメラはソニーNEX-C3です。
コンパクトデジタルカメラから、ミラーレス一眼に変えてみたら、カメラで“出来ること”が広がりました。
コンデジで撮る背景ぼかし写真
コンパクトに持ち歩けることや、各社ユニークな機能を搭載して、結構、本格的な写真が撮れるようになってきた、コンパクトデジタルカメラ。
メインの被写体をくっきり際立たせたいときに、背景ぼかしをすると効果的ですがコンデジで行うにはちょっとコツがいるみたいです。
方法として、メインは近距離でマクロ撮影しながら、遠距離に置いた物などをぼかすと結構ソレっぽく見えます。
その際、注意することは遠近の距離を作れる広いスペースが必要だった事で(思っていたより)かなり距離を離して撮影するイメージでした。自然な感じの写真にするにはカメラの取扱いに慣れていないと難しいんだ。
そんな技を伝授してもらったものの、わたしにはコンデジで行う背景ぼかしはちょっと難しかった。成功するまで、何度も撮り直し!
奥行きを自在に操る-ミラーレス
ミラーレス一眼は違いました!カメラに任せて撮るだけなのに断然キレイだし、背景のぼけ具合も思いのままです。ソニーNEX-C-3には、2通りの方法があり、おまかせオートに「マイフォトスタイル」を付け加えるか、「絞り優先モード」で撮影する事ができます。
背景ぼかしを行うと、被写界深度が変化します。遠くまでピントのあった写真は広がりを深く感じさせますし、反対にメインをくっきり際立たせるなら、ピントのあう範囲は狭く浅くなります。この効果を利用して撮影するんですね。
- おまかせオート:カメラが自動的に被写体を判別して、オート撮影を行います。
- マイフォトスタイル:簡単操作で直観的にクリエイティブな写真が楽しる。おまかせオートにプラスして使える機能です。
例)おまかせオートにマイフォトスタイルで、背景ぼかしの効果を加えます。コントロールホイールを回して、ぼかし具合も調節可能です。
自分は、「絞りって何?」から入るくらいの素人でしたが、カメラ本などを参考にして、カメラのしくみは理解できるようになりました。頭で理解していても、うまく技術に反映されなかったりして、そこがまた壁なんですけど。
たま~に、ベストショットが撮れた時に、撮った環境を思い浮かべながら他の写真とデータと見比べて、「F」とか「ISO」とか復習するようにしています。
オート撮影から、もう少しマニュアルに近づいた撮影がしたくなったら、「絞り優先モード」をいじってみると楽しいですよ。
絞り優先モード:ピントの合う範囲と背景のぼかし方を調節して撮影できるモードです。
絞り値を変えて撮ってみた写真
3枚のコスモスの写真は、絞り値を変化させて撮りました。
↑撮りたい「主役」がハッキリします。背景のコスモスは色合いが分かるくらいかな。
↓絞り値を大きく(絞りを絞る)してみました。背景のコスモスの輪郭が少し分かるようになりましたね。
↓更に絞り値を大きくします。より背景がしっかりと見えてきました。
これだけで、ちょっと本格的な写真に見えてきませんか^^?
「私、レンズを交換するタイプの女なんです」・・な方は、マクロレンズも楽しいですよ。植物撮影に使いたいですね。
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