ベルメゾンのコンフォートシューズ・ブランド「ベネビス」から、今年はウォーキングシューズならぬ“ウォーキング・ブーツ”が登場しました。
ベネビス本革ウォーキングロングブーツは、本革仕様の上品なルックスと、コンフォートシューズらしさを上手に隠したタウンユース向きな大人のブーツです。
歩くことを真剣に考えて作られた本格ウォーキング・ブーツは、ウェッジソールにひと工夫あるそうですよ。選べる2タイプのショート&ロングブーツの履き心地をみてきました。
もくじ
コンフォートシューズに見えない!機能性ブーツ
従来「ウェッジソール」は歩き易い靴と言われていますが、歩行時の安定感と引き換えに、ずっしり重量感のあるソールが悩みでした。
履いているうちに重さに慣れちゃうので、本人が気付かないうちに、脚の負担になることも・・。
ベネビスのブーツにもウェッジソールが採用されていますが、この「ソールの中」に、コンフォートシューズならではの技術を隠し入れているそうです。
<快適のヒミツ>ラバーソール内が空洞?!・・だから軽い
ベネビスが目指したのは、厚みのあるソールの「軽量化」と「屈曲性」なのだそう。ソールの解説図からは、ウェッジソールが空洞になっていることがわかりますね。
空洞をつくる事により、ウェッジソールが軽くなり、しなり易くなりますので屈曲性のある靴になるのだそうです。
本革ウォーキングロングブーツ(ベネビス)/21.5~25cm/ワイズ3E/全3色
ブーツの筒まわりは「標準サイズ」/「ゆったりサイズ」の2種類があります。ヒールの高さは約6.5cmです。
内側サイドのファスナーと履き口のゴムで、着脱は楽ちんです。各色、牛革スムースと、ヌバック素材を使った本格仕様ですので、大人のコーディネートにも。見栄えのよいウォーキングシューズですね。
<参考>私はアムラー時代の人間なので(=90年代半ば、安室奈美恵さんが着用するようなファッションを好んだ人達)昔は厚底ブーツを好んで履いた時期もありましたが・・
独特な靴底の影響か、歩き方に変なクセが出やすく、本来、地面を蹴って歩く足裏が感じる体重移動を「足」が忘れちゃったような??歩き方になっていたらしい。
ジムのスポーツトレーナーから指摘を受けた時には、ロコモティブシンドローム(運動器の衰え)を心配されるほど。靴選びの重要性がわかる気もするのです。
<屈曲性>ベネビスショートブーツの新ウェッジソール
こちらは、同ウォーキングブーツの「ショートブーツ」タイプです。この見た目で“曲がる”靴底というのだから、まるで通販発のアイディア・グッズのよう。
やはり、ウェッジソールの内部に空洞をを作っているので曲がり易いんだって。
本革ウォーキングショートブーツ(ベネビス)/21.5~25cm/ワイズ3E/全4色
ころん♪としていて、可愛いんですよ。
履き口(かかと側)にはクッションがたっぷりで、トレッキングシューズ風ですが、ヒールがあるから美脚効果も期待できる(ヒールの高さ:約6.5cm)
ベネビス・ウォーキングブーツ<その他の機能>
ロング/ショートブーツ共に、足先が痛くなりにくい「オブリークトウ」を採用。足の形に沿うような、自然なつま先の形です。
靴底の“滑り止め”を目的に、ラバーを貼る靴は多いのですが、このシリーズはウェッジソール全体をラバーで作り上げたのだそう。「重くならないのか?」と思わずツッこんでしまったのですが・・
屈曲性と安定感を付属させるには、この素材が最適だったらしい。全てに万能な物作りなんて難しく、総合的なバランスを重視しているようですね。ラバーソールをもつ、ウォーキングブーツは滑り難い仕様になっていますよ。
足裏の中足骨と土踏まずをサポートする、ヨコとタテのアーチクッションや、歩行時の衝撃を吸収する「ベネクッション」など、ベネビスブランドの基本的な履きやすさもありました。
カタログ通販ベルメゾンのオリジナルブランド「ベネビス」考案の新ウェッジソールは、従来品の弱点を改善し、歩き易さを向上させたウォーキングシューズになっているようです。