本記事は2016年~2022年のデータをもとに「ミクニの自然気化式加湿器」について書いています。文中のリンク先で掲載終了している場合がございますm(__)m 投稿日: 2016年11月10日
商品情報を2022年販売モデルに更新しました。
ミクニ エコ加湿器の
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セキスイ自然気化式加湿器の
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自然気化式加湿器の
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日に日に寒さが増し、お肌や唇も カサつく季節になってきましたね。
寒いからといって、暖房をつけると、お部屋も乾燥してしまい、
それはそれで 美容にも影響するため、今度は 乾燥対策が必要になってきます。
もし、高保湿コスメに切り替えても「肌の調子が上がらない・・」と思ったら、
部屋を潤してみてはいかがでしょうか?
電気を使わないから、気軽に使えるのが「自然気化式加湿器」の特長です。
また、そのなかでも(他社製品と比較して)加湿量が高い製品といえるミスティガーデン2ndをピックアップしてみました。
もくじ
自然気化式加湿器とは?使うメリットは?
ミクニでは、自社製品を「エコ加湿」と表現しますが、
こちらは 自然気化式加湿器に分類されます。
自然気化式加湿器とは?
不織布を使った 特殊フィルターが水を吸い上げて、加湿量を促すタイプの加湿器です。
自然蒸発量を増大させることで、適度に空気を潤し、また 潤し過ぎない点も特徴です。
家電の加湿器との違いは、電気を使わないため、静音で電気代がかからないこと。
さらに、空気は乾燥するのに、室内のカビが気になる場合などは、過剰に加湿しすぎない点もメリットになり得ますよね。
加湿量はコップ1杯の水の
自然蒸発量の 40倍以上
これは、室温20度、湿度30%の条件下で、コップ(Φ52)1杯の水の自然蒸発量を比較する 実験による結果です。
製品を使った場合と、使わなかった場合を比べると、ミスティガーデン セカンドを使用した場合のほうが、
約40倍 水を蒸発させることが、実験データからは出ています。
【自然気化式の加湿量の変化】
室内温度が高く、
空気が乾燥しているときは
→ 加湿量が自然に増えます
室内温度が低く、
湿度が上がっているときは
→ 加湿量が自然に減ります
エコ加湿器は、温度と湿度によって自然に加湿量が 調整されていくので、やさしく潤すことができるんですね。
ミクニ ミスティガーデン 2nd (セカンド)
写真上が「ミスティガーデン」、
写真下が「ミスティガーデン 2nd」です。
ミクニの ミスティガーデンは、
リニューアルして、「ミスティガーデン2nd(セカンド)」になりました。
インテリア グリーン風に置ける、大きめの自然気化式加湿器で、
セカンドにアップデートすると、葉っぱのかたちが よりアートな感じになったり、こんもりした感じになったり、
そして何より、加湿量が大幅に アップしたのです!
ミスティガーデンは、
加湿量が 約15倍
ミスティガーデン 2ndは、
加湿量が 約40倍
すごい差!驚きのアップデートでお部屋をやさしく加湿します。
※加湿量=(製品使用時の)自然蒸発量のこと
使い方について
ミスティガーデン2ndを購入する場合は、「本体(フィルター+トレイ)」と、「交換用フィルター」があります。
初めて導入される際は、本体を購入したほうが、スムーズに使い始められると思いますが、
交換用フィルターのみを購入して、トレイの代わりになるような、
手持ちの食器や容器を 使用することも可能です。本体に比べると割安にもなりますね。
こちらは、旧品のミスティガーデンですが、
ペーパーフィルターは丸めることが出来るので、ガラス製のフルーツ皿に 飾って使っています。
さらに、リニューアル後の ミスティガーデン2ndです。
こちらも同じく 丸めてレイアウトして、飾ることが可能です。
自然蒸発量が高めの商品なので、ある程度、深さがある器のほうが向いていて、給水する頻度と手間を省けるようになります。
本体に附属する、純正トレイもかわいいデザインなんですよ。
細長いバスタブみたいな イメージで、当然 フィルターがピッタリ入るサイズです。
すっきりコンパクトに置くならば、やはり純正がおすすめではありますね。
参考用に旧品のトレイも 載せておきますが、昔は、もっとカクカクっとしたデザインでした(下写真)
リニューアル後は、丸みを帯びたトレイに変わっています。
既にトレイをお持ちの方は、次からは 交換用フィルターだけ購入すると、コストを抑えられます。
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交換フィルターで節約
ミクニ ミスティ・シリーズ製品比較
今回は「ミクニ」製品についてレビューしていきますが、自然気化式加湿器を販売するメーカーは、他にもいろいろあります。
例えば「積水樹脂(セキスイ)」や「エレメンツ」などがあり、製品の特長や 加湿量にも違いがあります。
ただ、ミクニの ミスティガーデン2ndについては、他社を抜きん出る 加湿量の高さがあるため、
ピックアップしたくなる商品なんですよね。
関連記事 メーカー別に比較
現実的に、加湿量が多いということは、ペーパーフィルターのサイズも大きいということになります。
家族が集まるような お部屋や寝室など、置き場所にゆとりがある場合はおすすめできますが、
会社の個人デスクのような、パーソナルな環境で使うなら、省スペース型の加湿器が 向いている場合もありますよね。
ミクニ製品の中だけでも、ペーパー加湿器のサイズは 結構いろいろあるんですよ。
スクロールできます | 加湿量(=自然蒸発量) | サイズ | その他 |
ミスティツリー | 1時間で約100cc以上 | φ400×H700 | エコ加湿器シリーズ最大の容量1.5ℓ |
ミスティフラワー | コップ1杯の自然蒸発量の最大20倍以上 | Φ158mm×H128 | 水を入れると花の形が変わる |
ミスティデュオ | コップ1杯の自然蒸発量の10~15倍以上 | W145×D90×H130 その他 | 陶器とフィルターの2つから加湿 |
ミスティクラフト | コップ1杯の自然蒸発量の15倍以上 | W160×D160×H240 | 組み立てる過程も楽しいエコ加湿器 |
ミスティプランツ | コップ1杯の自然蒸発量の10倍以上 | W80×D70×H230 | 観葉植物風 |
ミスティガーデン2nd | コップ1杯の自然蒸発量の40倍以上 | L380×W155×H200 | 観葉植物風 |
ミスティガーデン(旧品) | コップ一杯の自然蒸発量の約15倍以上 | L350×W150×H200 | 生産終了品 |
ミスティブーケ(旧品) | コップ一杯の自然蒸発量の約10倍以上 | W150×D145×H200 | 生産終了品 |
ミスティベビーツリー(旧品) | コップ一杯の自然蒸発量の約10倍以上 | L120×W120×H170 | 生産終了品 |
ミスティアート(旧品) | コップ一杯の自然蒸発量の約15倍以上 | W350×D92.6×H240 | 生産終了品 |
これらが、いわゆる「ミスティ」と商品名がついたシリーズなのですが、
サイズの数値だけでは わかりずらいと思いますので、そういう時は加湿量で判断されるといいかもしれません。
基本的には、加湿量が低ければ、商品サイズが小さく。加湿量が高ければ、商品サイズは大きくなっていきます。
設置した完成系の形状も様々なので、あとは、使用環境(部屋の広さ)や、使用目的で 選ばれることをオススメします。
携帯用サイズの製品について
旧モデル(ちょこっとオアシス プラス)
シリーズは違いますが、同社ミクニの製品には、携帯に特化させた自然気化式加湿器もあるんですよ。
私は旅行好きの友人に贈ったことがあるのですが、ホテルの部屋は 結構 乾燥することが多いそうですね。
リモートワークや、出先のワークスペースでPC作業に 集中したい時など、まさに「ちょこっと」置けるくらいの卓上サイズです。
関連記事
携帯ミニサイズの自然気化式ペーパー加湿器を大型タイプと比べた加湿量 蒸発量の比較
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自然気化式加湿器の お手入れ方法
お手入れ方法は、ペーパーフィルターを半日ほど「水につけ込む」だけ。
自然気化式加湿器のお手入れ方法は、簡単です。
最終的に、寿命を迎えたら「使い捨てる」ことを踏まえると、
つい隅々までメンテナンスしたくなる、家電の加湿器よりもイージーケアで済み、家事の負担にもなりにくい印象です。
フィルター汚れの正体は?
ペーパーフィルターを使っていると、徐々に先端部分に変色が現れます。
これは「カビ」ではなく、
フィルターが水を吸い上げる際に、空気中の埃や、水道水に含まれるカルキなどの不純物を
一緒に吸収してしまい、汚れのように浮き出てくるのです。
汚れが気になったら、フィルターが完全に浸かる大きさの容器などに
キレイなたっぷりの水を張って、ペーパーフィルターを浮かべるようにして つけ込みます。
半日ほど そのまま放置すると、水面に油が浮くようなイメージで、汚れが溶け出てくるのが わかると思います。
汚れた水を捨て、軽くすすぐなどして、フィルターをリフレッシュさせたら、
(濡れた状態で)そのまま、設置していた元の状態に戻してメンテナンスは完了。再び加湿スタートです。
先端に浮かんでくるヨゴレ↓
フィルターの寿命について
各社、ペーパー加湿器の取扱いメーカーは共通して、大体「ワンシーズン」を目安にフィルター交換を推奨しています。
ワンシーズンといっても、使用環境などにより、フィルターの消耗は違ってきますので、厳密に〇ヵ月という決まりはないです。
(※取り替え時期について、ミクニでは3~6ヶ月/セキスイは1~3ヶ月を推奨しています)これらも、ざっくりですが「1シーズン」なんですよね。
また、使用開始した時期によっては1シーズンが極端に短くなってしまう場合、完全に乾燥させて、翌シーズンに持ち越すことも可能。
そして、フィルターを長く使うためには、日常的なお手入れも大事です。
同じ製品をリピートするつもりなら、交換用フィルターのみを購入すれば、節約もできますよ。
写真はミスティガーデンのフィルターです(旧品)
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ミクニ ミスティガーデン2nd
給水トレイは500ccの大容量。加湿量は約40倍のハイスペック!
カラー展開
エバーグリーン×アンバー 新色
グリーン×グリーン ショップ限定カラー
スプリングブルー
アップルブルー
レビューをご覧いただきありがとうございました♪(まとめ)
自然気化式加湿器は、電気を使わない優しい加湿方法で、蒸気やミストも見えません。
そのため、効果については、体感によるものになりますが、
乾燥しやすい季節でも、目がシバシバしたり、朝起きた時、喉がくっつきそうなくらい乾いていた状態が 緩和される気がするんですよね。
有るのと、無いのとでは、違う感じがする・・そんな感覚のまま、
気付けば 使い始めてから10年以上が経ちました。
(販売メーカーでは、コップ一杯分の水を自然蒸発させる 加湿量の比較実験を行って、有用データの立証もしています)
個人的には、ペーパークラフトのような デザインが可愛いタイプも多いので、毎年恒例、部屋に飾るようになりました。
追記 2022秋冬
今季、購入したのは、エレメンツの「どこでもモイスチャー」です。
手持ちのコップをトレイ代わりに利用する、省スペース型の自然気化式加湿器をパソコン机に置いてみようと思います。
水を使う製品ですが、蒸気や熱が出ないので、家電の傍でも使いやすい エコ加湿器です。
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