新型コロナウイルス感染症の蔓延による「新しい生活様式」を厚生労働省が公開しています。
最も基本的な感染対策は3つ。「身体的距離の確保」、「手洗い」そして『マスクの着用』です。
当たり前のように使い捨てていた不織布マスクが入手困難な時期に、注目されたのは、洗って繰り返し使える「布マスク」
天然素材を使用したナチュラルな装着感。お手入れも簡単なんですよ。
例えばコチラ、京都のテキスタイルブランドSOU・SOU(ソウソウ)のマスクは、手洗いよりも洗濯機(洗濯ネット使用)を推奨しているくらい。
ーー毎日使うことになるであろう、マスクをおしゃれに楽しめるコレクションと、マスク専門店の関連・便利グッズをご紹介します。
おしゃれ布マスク もくじ
京都SOU・SOUの高島縮テキスタイルマスク
個人的なお気に入りは、京都SOU・SOUの夏向きマスクです。
古くは江戸時代から。夏用の生地として滋賀県高島市で生産されてきた「高島縮」という綿ちぢみで作られたマスクです。
布面のシボとシャリ感が特長で、吸汗性・速乾性・通気性・吸湿性・放湿性に優れていたり、
シボの凹凸により汗をかいてもマスクが肌に張り付きにくいなどのメリットがあります。
カラー/SO-SU-U昆 白茶鼠(しらちゃねず)
サラっと薄手で涼し気な生地です。抗ウイルスがどうの~というよりは、ファッションマスクの部類だと思いますが、
これ、接触冷感のマスクよりも好きなんですよね。
マスクの中に呼気の熱がこもりにくく、モワっとした蒸れを感じにくい。着用による息苦しさ、メイク崩れなども起こりにくい点が良かったです。
少し気になった点は、布製マスクはゴム紐に結び目があって長さ調整可能なイメージがあった為、
生地にゴム紐を縫い付けてあるソウソウのマスクは、自分で長さ調整が出来ないこと。※着用しているのは2020年5月販売分の製品になります
カラー/SO-SU-U昆 薄墨色(うすずみいろ)/Mサイズ着用
ソウソウの公式ネットショップでは、2020年4月から【第1回】の予約販売が始まり、(記事投稿日)現在は【第10回】予約分が10月中旬の発送予定になっています。
また、販売初期の頃にはなかった「サイズ選択」も可能になりました。S・M・Lサイズから選べるようになっています。
私が着けているのが『Mサイズ』相当なのですが、結構大きめに感じました。
梱包(レターパック?厚紙封筒)にも、SO-SU-U=素数がいっぱいでカワイイですね。
高島縮テキスタイルマスクはyahooニュース、めざましテレビ、VOGUE JAPANなど様々なメディアで紹介されており、ちょっと入手が困難、、だったのですが、
8月31日から、一部の柄が店頭販売されます。ネットショップでは柄の追加があるそうです。通販の予約状況だと真夏には間に合わないかもだけれど、
夏用・薄手・綿マスクのスペックは、まだまだ暑さが続きそうな晩夏のギリギリまで活用したいアイテム。
秋色っぽい柄もあるので更にロングシーズン使える気もします(↓透け感を撮ってみました)
ソウソウの公式サイトでは、手作り用のマスクキットも販売しています。立体マスクの型紙と縫製方法は、ご購入に関わらずどなたでもpdfでダウンロード出来るようになっています。
販売店➡SOU・SOU netshop
肌にやさしい竹繊維の布マスク
こちらは肌触りが特に優しい「竹繊維」で作られた布マスクです。
春先に竹繊維のストールを使ってみたところ、生地は薄手でしっとり、静電気が全く起こらない。柔らかい等の特長が気に入り、
肌に直接触れる『マスク』としても使ってみたいと思い、購入しました。
素材は、竹繊維(竹レーヨン)100%
ニットタイプのマスクです。Tシャツ生地みたいな、薄手で伸縮性のある布地のイメージでしょうか。
竹繊維には天然由来の抗菌・消臭効果があり、雑菌の繁殖を抑えられるのだそう。洗濯を繰り返してもその効果は持続するそうです。
とはいえ、外敵に対するフィルター効果に関しては、布製マスクの範疇かと。
敏感肌さんや、お肌ファーストの方には良いかもしれない。そんな商品です。
私は、近所をウォーキングするときなどに使っています。丸一日とか、長時間の使用には向いていないように感じたからです。
肌を覆う素材が優しいから、普段使いしたいのですが、、
「ニットマスク」特有のフィット感により、鼻や唇のかたちがマスク越しでも分かりやすい点は気になります。
あと、リップ部分が染みやすい。。こちらもフィット感が良いせいか、リップクリームの油分、呼気による蒸気のシミ、そういうのが目立ちやすい。
対策として、不織布フィルターを(マスクの中に)入れてみたのですが、息苦しくて私はダメでした。でも上記のような問題には有効でした。
コットンと比較しても「天然抗菌力」、「帯電防止(静電気)」、「遠赤外線の発生」などに優れた竹レーヨンをピックアップしてみました。
遠赤外線は冷えとりなど暖めるほうの性質ですから、薄手でも秋冬シーズンをまたいで使えそうですね。
また肌触りの良さから、竹繊維は就寝時の乾燥対策としても使えるマスクだと思います。
<レビュー商品はこちら>
竹レーヨン100% レギュラーサイズ 165x120mm
<少し大きめサイズ>
竹レーヨン80% コットン20% レギュラーサイズ 170x130mm
販売店➡竹繊維のお店(sion kobe)
マスク専門店 ミ・エストンのマスク福袋&グッズ
コロナ以前から利用していたショップです。おしゃれマスク専門店 ミ・エストンの布マスクが可愛すぎてハマり、
地味にマスク収集をしていたおかげで、使い捨てマスクが買えない時期を乗り切れました。
素材に今治産タオルや日本製の綿ガーゼ、シルクなどを使用し、デザインには「レース」や「リボン」を取り入れたマスクが代表的ですが、
コロナ禍では商品が売り切れ、全く購入できない期間を経て現在販売されているマスクには、ウレタンや接触冷感素材。デザインがシンプルなマスクもあるようです。
最近購入した際、以前と変わらずに届いたのは、このネコちゃんの(梱包)封筒。マスクを口にくわえていて印象的。メール便対応の商品も多いんです。
リピートしている商品がコチラ↓↓
なんと!マスクの福袋!!(訳あり商品)
ショップのマスク相場は、通常販売だとキッズマスクが600円台~、大人用は700円台~1000円以上(1枚あたり)
それが、福袋だと3枚セット 1155円(税込)
サイズ選択は出来ますが、福袋なので色柄はお任せになります(それも楽しみ♪)
そして『どこが訳ありなの?』か、、家族の分も含めて4回購入していますが(合計12枚)商品の不具合に気付けない。良い意味で。
例としては、若干のサイズ誤差、廃盤デザイン、オフシーズンの絵柄なども「訳あり商品」として扱われるようです。
形は、一般的なプリーツ入りの不織布マスクと同じです。ノーズワイヤー入りの布マスクもありましたよ。
但し、こちらはイベント限定販売になっているようです。楽天市場なら「お買物マラソン」とか「スーパーセール」の時ですね。
福袋のレビューは、ネタバレというか写真をUPされる購入者さんも多いのでどのような色柄のマスクが届くのか、ちょっとだけ参考になりますよ。
<訳あり@マスク福袋はこちら>※イベント時のみ販売
<定番デザイン・レース柄・きれいめマスク>
ミ・エストンのマスク関連グッズ
いつまで続くかわからないマスク生活。新しい日常を少しだけ快適にしてくれそうなマスク関連グッズを【ミ・エストン】で見つけました。
今回、福袋と一緒に購入したのは「マスク用の替えゴム」と「マスク用アロマスプレー」です。
(過去に12枚以上)こちらのショップで購入したマスクをみると「丸ゴム」の使用率が高いようでした。
マスク用の丸ゴムなので、耳が痛くなりにくい柔らかいタイプですが、
それより更に柔らかい「ライクラゴム」というものを発見。糸通し(ゴム通し)付きで取り換え作業も簡単です。
丸ゴムとライクラゴムの特長と違いはコチラ↓↓
【丸ゴム】
- 細身の丸いゴムで目立ちにくい
- 抗菌加工
【ライクラゴム】
- ふんわりしていて耳が痛くなりにくい
- ラテックスを含んでいない
- 抗菌加工
見た目でも質感の違いが分かりますね。触った感じは「ライクラ」のほうがフワフワしていて柔らかいです。
本当に、長くマスクを装着していても耳の裏が痛くならなかった。
ライクラゴムの長さは3メートルあって、フリーカットして使います。
耐久性は丸ゴムのほうがありそうな予感がするけど、すぐには無くならない量です。
連日のマスク生活で、耳の裏がとうとう切れてしまう程のダメージを受けてしまった私はライクラ推し。皮膚の弱い方の助けになるような素材だと思います。
<番外編>
サ・イ・ア・ク、耳が痛くて辛いときはこうしてます。。
人が多い場所では、フィルターの目が細かい不織布マスクも使用しますが、
マスクもコーデの一部になりつつあると思う。装飾マスク+装飾の付いたイヤリングでは見た目が重いため、イヤーカフを着けることが多くなりました。
気分転換になって良かったのがコチラ。アンチウイルスタイプのマスクフレッシュです。
マスクの内側に1プッシュ、スプレーすると清々しい柑橘系の香りが広がります。
天然由来の抗菌作用、製油ブレンドタイプ。15ml入りで約330プッシュできるそうです。
私の嗅覚だと、香りは1時間もつか、もたないかという感じ。ポーチに入れて持ち歩いてますが、猛暑の気温の中、さわやか系の香りが束の間の涼になりますよ。
リップ、消毒ジェル、日焼け止め、マスクスプレー、口臭エチケット菓子。など持ち歩きます。あと、飲料だね。
布小物と雑貨のショップで、予てから“おしゃれマスク”のお店として定着していたミ・エストンをご紹介しました。
アパレル系のショップからオリジナルマスクが販売されたり、「マスクケース」、「マスクストラップ」といった関連グッズも増えてきました。
ハンドメイド派なら、マスク用パーツが手芸店で見つけやすくなったと思いますし、
新しい生活様式において、洗って繰り返し使えるファッションマスクも上手く取り入れていきたいですね。
おしゃれマスク販売店➡ミ・エストン