アメリカ生まれのカラフルで華のあるキルトバッグが並ぶ「ヴェラ・ブラッドリー」は、コットン素材のぬくもりが優しくて、どこか懐かしい感じがするブランドです。イベントで見るのもこれで2回目。見る度に好きになっていきます。2014-08-24最終更新※

verabradley summer cottage

私が最初にヴェラのバッグを見て、尋ねたことは「これって、ハンドメイドですか?」・・・・いえ、実際には違っていたのですが、それでも機械的なイメージを全く感じさせず、勝手な思い込みで聞いてしまった上昇テンションも落とさずに、どんどん愛着がわくって、何??

verabradley staff

幸い、日本にはまだ少ない常設ショップが近くにあるため、ヴェラ・ブラッドリーショップにも度々足を運ぶようになりました。気になってしかたがない!という感じ。これは、恋!?

 永遠のガールズトークを共に

ショップスタッフの方(大抵はおねえさん)も、ブランドの大事なイメージモデルなのだそうですよ。接客で動き回るお仕事ですから、両手がフリーになる斜め掛けバッグを着用されている事が多いようです。

「そのバッグ、可愛い」とか「長財布が入る大きさがあるかしら?」など、実際に身に付けていたバッグを案内するケースもあるのだとか。六本木のイベントでは新作Summer Cottage柄のエプロン姿が見られました。ウエストの紐で丈を調節したり、フリルが付いていたりとヴェラの素敵なエッセンスが盛り込まれていましたが、残念ながらこちらは非売品です。

verabradley summer cottage

私のファーストバッグ、小さなポシェットの「フラニー」もスタッフの方が使われているのを見て、可愛いなと思って決めました。もの凄く迷ってからでないと買えないタイプなので相談させてもらったのですが、話している最中はとても楽しかった。

(私も)相手もヴェラ・ブラッドリーがすごく好きなんだ!というのが自然な会話の中から伝わってくる気がしました。接客モードだったのはバッグの機能性を説明してくれたところまで・・あとは、この柄ならコッチの大きさのほうが可愛い!とか、同じキルト柄、同じバッグでも絵柄の配置はこっちのほうが可愛い!とか・・この先はもう、女子会並みの嗜好のトーク。

Girl’s best friendであるために

ヴェラ・ブラッドリーが目指すのは、いつも女の子の一番の親友であることだそうです。ブランドが大切にしているイメージは、ファッションとしての憧れ感でもあるけれど、やっぱり一番は人との繋がりや温かさ、おもてなしの心なのだといいます。

バッグの商品名にもなっている「フラニー」ですが、女性の名前が付けられていますよね。その他にも「ヴェラ」さんの名前がついたバッグもありますし、そう言われて気付きましたが、ヴェラ・ブラッドリーのバッグには女性のニックネームが付けられた商品が多いのです。

verabradley Island Blooms

実際に、デザイナーやスタッフの家族の名前などが付けられているそうですが、自分を投影できる友人や家族は特別なもので、美しさも心の中から生まれるものだから大切にしているのだと、来日された本国ヴェラ・ブラッドリーのスタッフ、ステファニーさんが語ってくれました。

 

過去には「ステファニー」という名前のバッグも発売されていたのだとか。素敵なチーム・・いや、ファミリーみたいなブランドなのだと思いました。どうりで温かみのあるバッグが作り続けられていくわけです。

 女性の為に 女性が作り出すバッグ達

ふんわり優しいキルトのぬくもり、そしてヴェラのバッグが完成するまでには女性目線の厳しいチェックで、ストラップやジッパーやポケットの位置など細部に至るまでを何度も何度も何度もテストして世に送り出すのだといいます。ステファニーさんは英語で話されますので通訳が必要だったのですが、「繰り返し何度もテストする」という表現が強く伝わってきたのが印象的でした。

また、ヴェラ・ブラッドリーのバッグが愛される理由には、女性が女性のために作っているバッグだからこそ、使う人のための工夫・機能に共感できるという点もあると思います。

verabradley Frannie

ヴェラ・ブラッドリーショップの店員さんと選び、選んでもらった私好みの選りすぐりSummer Cottage柄の「Frannie(フラニー)」がこちらです。赤い花のカラーがセンターを引き締めるように入っているバランスがすき。

お気に入りのかたち、お気に入りの色柄。女の子が大好きなオンリーワンのバッグを見つけられるのもヴェラ・ブラッドリーの魅力のひとつです。キルト生地の絵柄をよく見て頂くと、そのバッグは本当に世界にただ1つですから。

 ファンを大切にするブランド

可愛いものを見逃したくないのは、やっぱり女性だからでしょうか。ヴェラ・ブラッドリーのルーツを知ると、憧れ感が連鎖を生み女性の「口コミ」がブランドを大きくしていったといっても過言ではないと思う。

初めはヴェラさんが娘のために作っていたバッグが近所で可愛いと評判に。そしてブランドが世に知られるきっかけになったのも身近な友人の間で話題となったことから、ブランドの歴史が始まり、アメリカで多くの女性に愛されるようになりました。自分もフラニーの一件から心当たりがないとは言えません(笑)

verabradley tote vera

アメリカのヴェラ・ブラッドリー本社にはファンからのコメントが沢山届いてくるそうです。「もっと、こうしたらいいんじゃない?」そういった、ユーザーの意見には100名に増員したカスタマーセンターのスタッフが対応しています。

ひとつのバッグが誕生するまでには新しい形やスタイルに挑戦するだけではなく、人気のあるバッグをベースにした新商品が作られる事もあるそうです。そこで重要になってくるのは、ファンの声より他ならないということ。

ブランド名を冠した「Vera」は、もはや定番となっているバッグです。

同じラインには使い勝手で人気のTote、横長の形に作り変えたEast West Tote(イースト・ウェスト・トート)、便利なフロントポケットを付けたPerfect Pocket Tote(パーフェクト・ポケット・トート)なども登場しています。私達が思う「欲しい!」を形にしてくれる、ファンを大切にするブランドなんだなぁと思いました。

ヴェラ・ブラッドリーは日本に上陸して1周年を迎えました。日本のファンの声もヴェラに届けば、今後は日本限定発売のバッグが登場するのも夢じゃないのかもしれませんね。

ベラブラッドリーの【年代別カラー・コレクション】一覧はこちら

>>ヴェラ・ブラッドリー公式ブログはこちら(英語のサイトです※)

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