ファッションブランドJOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)系列のフード店がお洒落なカフェセミナーを行っています。その名も「おけいこカフェ」。普段のおけいことは違った、落ち着いた空間の中でのレッスンと食事が楽しめる・・という企画。
ちょうど、ひと月程前にソニーのデジタル一眼NEX‐C3を購入したばかりでした。まさかこんなにすぐに新機種が登場するなんて!・・・2012年6月15日にソニーから発売された新商品NEX-F3 を体験できる、カメラレッスンのおけいこカフェに参加するため、J.S. BURGERS CAFEに行ってきました。
女子的カメラ ふんわり♪ &ハイキーの魔術師
セミナー講師は写真家の山本まりこ先生。一瞬を素敵に切り取るカメラ・テクに、圧倒される作品をたくさん見ていただけに、ご本人がすごく可愛らしい方で、「せんせい・・ですか・・?」と、生まりこ先生を前に、初対面で失礼すぎる事を聞いてしまった。
それくらい、受講者とのコミュニケーションを気さくに取られており、話しやすいお人柄だったのです。
「カメラを持ったら 先は夢だらけ」(直筆)・・素敵なメッセージを頂戴しました。私もコンパクトデジタルカメラから、デジタル一眼に変えてみたら、不思議な事にシャッターを押す瞬間、すごく精神統一できるようになった気がします。写真を撮ることが楽しい!って思うようになりました。煽るように響く、一眼のカッコイイ「シャッター音」がまた、いい!(笑)
山本せんせい流 エアリーブルー
私が初めて買ったカメラのガイドBOOK。「NEXで撮るかんたんかわいい写真」の著者が、セミナーを開くという事で、本来の「おけいこカフェ」の内容の番外編になってしまいますが、この本に出て来る「エアリーブルー」について伺ってみました。
エアリーブルーとは、いつも気持ちのよい風が流れるような“エアリー”な写真を目指して、まりこ先生が撮影されるカメラ・テクニックです。風景などを少し青みがかった色合いで撮影するもので、NEXのシリーズでは、エフェクト機能の「ハイキー」に、色合いの「クール」を足して生まれてくるそうです。コツは余白を沢山入れて撮影すること。
明るく ふんわりな「ハイキー」
「ハイキー」というのは、明るく、透明感や軽さ・優しさ・柔らかさを持ったような仕上がりになる、カメラ内蔵のエフェクト機能のことです。例えば、このような昭和な雰囲気な建物(before)が・・・・、ハイキーの効果で西洋風(?)な色合いにイメチェン出来てしまったり(after/少しブルーを加えてます)
リアルな描写よりも、やさしくアートに仕上げるような機能。
「ブルー」という色を加えることで、幻想的なイメージを作れる気もしました。こちらはバラ園の中にあった、まぁるく剪定されたカワイイ植木。本家エアリーブルーのような、空気感を出せるようになりたいなぁ。私がやってみると、「ハイキー」と「クール」を使った、まねっこですな。
イメージング・フォト
自分にとってカメラとは、レビュー商品を鮮明に捉えるという超・現実的な使い方をするためのツールでしたので、なんでしょう・・。心のゆとり、みたいなものを楽しむ時間を教わりたいなと思って参加してみたのですが・・・正解でした。
どんなにエフェクトをかけた写真でも、そうじゃないフツーに物が映っているだけの写真でも、何でそのように撮りたかったのか、イメージしてからシャッターボタンを押した事には違いないのです。
またひとつ、回り道しながらブログを書く楽しみを覚えてしまったようですが、大事なことを見つけられた気分・・カメラをもっともっと好きになれそう。
NEX-F3 のデジタル一眼で撮ったスイーツ写真です。ベリーが美味しそうでしょ?ズームレンズからマクロレンズに付け変えて、被写体から数センチという至近距離で撮影しています。肉眼で見るよりリアルな世界がありました。