本記事は2012年クロックス「カリアナサンダル」について書いています。文中のリンク先で掲載終了している場合がございますm(__)m
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クロックスの今季新作シューズをひとつモニターさせてもらえる。選べるのなら迷わず、私が履いてみたかったのはヒールの付いたcarliana sandal(カリアナサンダル)です。
クロックスの中でも、ヒールが付いたタイプは特に好きで、自分でも購入している。溺愛しているのは「サイプラス3」・・・!?はぁ?
そう・・・今年、自分で買いに行ったのは、10cmのハイヒールをもつサンダルでした。イベントで気になったのは、その半分5cmヒールをもつカリアナサンダルです。どんな履き心地なのだろうという興味だったんですよ。実際に履いて歩くと、やっぱり5cmもの高さが違えば、感覚は全然違う。
【Contents】
スタイルで比べるクロックスヒール
私にとって、10cmヒールのクロックスは、もう履きなれていますし、どんなに歩いても靴のせいで足が疲れることはない!(くらいの気持ちで)毎年、夏になると履きまくるサンダルです。ヒールがある事のメリットは、
スタイルがよく見えること。特にふくらはぎから下のあたりがスラリと見える!身長も高く見えちゃう!でも、足に負担をかけてまでスタイル重視でいく年齢でもなくなってきましたし、ラクさを優先。バランスの良さをもつクロックスを選ぶようになりました。
画像では、ヒール無しのフラット/5cmヒール/10cmヒールのクロックスを履き比べてみました。膝の位置が上がると共に、ヒールが高い程、ふくらはぎもシャープに見えると思います。
ヒールは高い程いい。見栄えは確実に比例しますので、そう思う事も多いのですが、履かれる方によっては歩きにくいと感じたり、足に負担がかかる事もあると思います。
ご自身の好みに合うヒールの高さ。それと同時に、履き心地による歩行のバランスも気にしてみると良いかもしれません。足はラクなのに、いつもナゼか、蹴躓きやすかったり(私の場合は中途半端なローヒールだと起こり易い)、ヒールの「かたち」、アウトソールの「厚み」の作り方なども・・・
クロックスは見た感じが「丸っこい」ので、同じように見えるかもしれませんが、下画像のように、ヒールタイプにはそれぞれ違いが見られます。
クロックスをみていると、お世辞にも華奢だとは言えないつくりですよね。素材からして、例えばピンヒールを作り出すことは不可能なんじゃないのかな、と思ってしまう。
けれども反対に、得意なのは「ウエッジソール」のような、安定感のあるデザインです。現在発売されているタイプにも、多く取り入れられていますし、シューズの履き易さの理由にもなっていると思います。
ウエッジで比べるクロックスヒール
クロックスのヒールの高さ。4cm/5cm/8cm/10cmなど、デザインにより異なりますが、結構いろいろな高さが揃っています。(4cm=orchid/5cm=カリアナサンダル/8cm=jenee/10cm=cyprus 3など)
シューズは基本的に軽量素材の「クロスライト」で作られていますが、私が履いてみた感想としては、8cmと5cmのウエッジソールを比べてしまえば、軽さがあるのは低い5cmタイプのソールのほうで(当たり前だ☆)安定感のあるスタイルが、重さに感じてしまう事があるんです。
家のフローリングを歩いてみると、足音の響き方が全然違いました。ウエッジが高くなる程、「ドス」っとした重さの音が加わるみたいでした。(※8cmヒール「フランシス」と5cmヒール「カリアナサンダル」で比較)
クロックスのシューズは、アウトソールが「ノンマーキング」で歩いた足跡が付きにくいという性質をもっているのですが、これは海外をベースにした考え方だから。日本では家の中で靴を履く人も少ないですから、足跡ではなく、「足音」が鳴り難いと考えたほうが、シューズのイメージとしては伝わり易いそうです。
一般的なヒールパンプスと、クロックスヒールを外で履き比べると、「コツコツ、カンカン☆」という、甲高く女性が鳴らす足音がクロックスからは聞こえてきません。
ソールが「クロスライト」素材であったり、今季見かけるデザインで「ラバーソール」仕上げになっているのが、鳴らない理由のようです。(ラバーソールについてはこちらの記事に書いています/左画像はcrocs cobbler wedge buckle)
室内のフローリング(のような場所)、外のアスファルト舗道でも足音には違いが出てきますが、ヒールが高いほどイイ。と感じていた私にとっては、カリアナサンダルを履くことで、改めてクロックスヒールの軽さを体感できたような気がします。
TPU カリアナサンダルで体感温度に変化
カリアナサンダルを横から見ると、つま先側がとても薄くなっています。思わず、曲げてみたくなってしまった。これまでに履いたハイヒールタイプには、思いもしなかった事でした(サイプラスを見ても、やろうとは思わない)
・・屈曲性ならフラットシューズで見るほうが筋だと思いますが、それでもやりたくなったのは、
透明素材(TPU)を使っていたり、ウエッジソールなのに見た目からして、もう軽いんですよね。
デザインも夏にふさわしく、素足の露出が多いため、アッパーを覆っているタイプより遥かに涼しい。
私は、家で履いていたスリッパ代わりのaudrey 2(オードリー2)と、カリアナサンダルを交代させることにしました。
オードリー2は使用目的に、かなりスリッパを意識させられる(スリッパにしか見えなかった)クロックスのサンダルです。オールシーズン、家の中で履く気持ちでいたのですが、真冬にライナー付き(ボア)の温かさが恋しくなるように、夏は、通気性があるほうが、やっぱり過ごしやすい。
覆っていた、クロックスらしいアッパー部分が無くなると、想像以上に体感温度が変わるため、快適になりました。(たまにオードリー2をどこかに置いて、廊下を裸足で歩いている自分がいましたが、カリアナは放置せずにちゃんと履いています。無意識に・・暑かったんだろう☆)
足裏が気持ちいい!特殊なフットベッド
クロックスのハイヒールを好む者が、ローヒールを履いてみた感想です。やわらか素材クロスライトを踏む「気持ちのよい」クッション感覚は、ハイヒールの勝ちだと思う。
体重が乗る程に「ムギュ」っとした踏み応えが靴から返ってきますので、面白いことに、ヒールが高いほうがクロックスの柔かさを感じられます。(※個人的な感想です)
画像のようにクロックスを指で押し込むと、低反発のように沈み込み、ゆっくりとまた素材は元に戻っていきます。クロスライト素材は人の体温に反応する性質があり、「まるでオーダーメイドみたい」と言われる、クロックスの所以は、この足馴染みの良さにありそうです。
カリアナサンダルを見てみると、5cmというローヒール。アウトソールも「つま先」のほうは、部分的に薄くなっているタイプです。履いていて、足に感じる地面の圧力が大きかっため、クッション性が欲しくなるところ・・・・だったんですが、フットベッドに特徴のある形が形成されていて、足指のあたりがスゴク気持ちいい事を発見してしまった!
カリアナは、この三角地帯にぷっくりした部分が有るタイプなんですね。まわりにみえる小さな(点々)突起で、足裏の血行促進やマッサージ効果を期待させるデザインは多くのクロックスに取り入れられてきましたが、足指の付け根がハマる「枕」のような膨らみが付いたものは、履いていて、かなり気持ちがいいです。
足指で掴めるような、段差が少し付けられていますので、できれば、ジャストサイズで履くほうが指の位置がうまく、このエリアにハマると思います。
「涼しい。」フツーは、外で履くサンダルなのでしょうけれど、私は家履き(=スリッパ)にできるくらい、カリアナサンダルが履き易かったです。5cmという重さを感じないローヒールと足音の小ささも、室内用として使えると思いました。
家の中で靴を履いたり、ヒールを履く理由は、足の筋肉が適度に緊張感をもちシェイプされる気がするから。なんちゃってダイエット・スリッパという感じなんですが、クロックスなら、ヒールアップしながらラクに一日過ごせます。
普段ヒールパンプスを履かれる方で、外反母趾に悩んでおられるケースでも、ちょうどその部分にバンドが当たらないため、カリアナはリラックス・サンダルとしてもおすすめです。