アニタの合皮は良質ですね。このブランドのバッグを使ったり、展示会で商品に触れる機会もありますが、ファスト・ファッションで知られる、ANITA ARENBERG(アニタ・アレンバーグ)は、「流行」と共に過ぎ去るには、勿体ないブランドかもしれない。
他にはないカラーバリエーションや、気軽に使えるプライスも魅力的ですが、品質をチェックしてみると、想像していたより良かった(というのが本音です)
「フラップトート」は、高級感がコンセプトになった ショルダーバッグだそうです。・・とはいえ、プライスと品質のバランスが、購入の決め手になってきますよね。特に「通販」だと分かりにくい部分なので、実物が見られる機会は貴重でした。
アニタのバッグ価格をみてみると、ハイクラスなもので¥7,500~・・くらい。お手頃プライスだと、¥2,990という商品などが見られます。
ロープライスだと極端に劣ることも無いと思いますよ。バッグの合成皮革がしっとりと柔かく、プチプラな価格帯のバッグについても、同レベルの品質を保っているようです。
もくじ
今季新作は¥4,990 その品質
価格で「¥5,000を切る!」なんてナイスプライスを掲げる一方で、5千円の大台に近付いてくるトコが・・こちらとしては、バッグを見定めたくなるポイントになると思います。
フラップトート最大の魅力は、バッグにあしらわれたオーストリッチ風のふた(フラップ)です。高級感を象徴するようなデザインですね。
ダチョウの革(風)には個性もある為、好みは分かれるかもしれません。若い方はあまり馴染みがないんじゃないのかな?レトロチックな風合いを感じました。
フラップを閉じる留め具は、私の母世代が昔、使っていそうな・・・この形を「ターンロック」というのだそう。「回して鍵をかける」みたいににバッグの蓋を開閉します。
ふんわりと被せられたフラップのメリットは、バッグの高さより 中身のほうが(ちょっぴり)飛び出すくらい大きくても、ふたを閉めらる事かな。
レトロMIXと11色のカラーが楽しめる
懐かしい可愛さのある「フラップトート」。今季のアニタ・アレンバーグのテーマも「レトロMIX」だそうですよ。
展示会に行ったのはこれから夏本番という頃で・・人気色は「サックス」。ライトグレーとのバイカラー使いが爽やかなお色でした。この時期は、ピンクなど明るめなカラーに人気が集まっていたようです(ピンク×アイボリー)
また秋口には、少しずつダークカラーに、人気もシフトされていくのでは?(という予想も出来ます)特におすすめなのは「ブラック」。高級感がでるので、格好いいです。/全11カラー
「他に無いカラーを、どれだけ 届けられるか」それが、アニタ・アレンバーグの挑戦なのだそうです。
アニタのこだわりはバッグの素材にあった
このブランドに共通するのは、バッグの素材の良さでしょうか。ぷっくりさせた持ち手など触れていると・・
「もっちり」「しっとり」柔かいのです。
私が使っているスクエア型のバッグは、四角ばってるようで、丸さも感じられる(笑)
不思議なのですが、生地が柔かく、厚みもあるため、縫製で付けられたほんの少しのカーブに、形のまま順応するような・・馴染みよいラインは使い易さにも大きく影響するようです。
アニタ・アレンバーグの素材選びについてお伺いすると、「厚み」「シワ感」「やわらかさ」等をみてバッグの生地を決めるのだと教えていただきました。
フラップトートのような、本当に丸いラインのバッグは、「ふんわり感」を上手く出せていますので、かわいいおでかけバッグに、アニタ・アレンバーグはおすすめです。
ビアンナのサイズとポケット数(実用面)
A4サイズ対応、ふっくらとした末広がりのラインは、横から見るとスリムなバッグですが、実際に物を入れたとき、柔軟に活躍してくれそう。レトロ調に作られた ラインも可愛いです。
持ち手にはロングストラップを使用(持ち手の長さは64.0cm)余裕があるので、ショルダーにしてもOKです。(物を出し入れする際に、バッグを手に持ち変えないで済むように、持ち手は長めに作ったのだそうです)ターンロックしにくい場合は、フラップ側を押し込んで回すと良いそうです※
フロントには、大きなポケット。ラインはふっくらしています。マチもあり、少々厚みのある物でも収納ができそう。
お財布や貴重品は、ファスナー付きの内ポケットに収納。携帯など小物類の整頓はオープンタイプのポケットが便利です。
サイドは個性的で「トリム」という飾りをつけたような処理を施していて・・・私はそれが見破れず「ココも開きそう」だと思って見ていました。開きません※
ビアンナ(=フラップトート)は、優しいラインをもったバッグでした。オーストリッチ調の素材で、上品なバッグのイメージと、レトロMIXを加えたところが、トレンドを見逃さないアニタらしい。「年代モノ」ではなく「今風」のファッションにリメイクされているようです。
良質な合皮は、本革を持ちたい年代の方が使われても見栄えに劣らないと思います。嬉しいのは、ファスト・ファッション特有のロープライスであるという事。さらにカラーで楽しめるブランド「アニタアレンバーグ」には、大人のコーデに取り入れたいデザインバッグも揃っています。
<取扱通販はこちら「アニタアレンバーグ」で検索 ♪>