機能的な素材の名前が色々出てくる「靴」です。まるで冬時期の、あったか加工されたインナーみたいなベネビスの「ショートブーツ」を履いてきました。
カタログ通販ベルメゾンネットの靴を、試着させてもらった感想です。
靴内部の「暖かさ」を保つ工夫や、雨や雪に強い「滑りにくさ」、「はっ水」加工も付いていた。実用面が備わっているのに、見た目も可愛いコンフォートシューズでしたよ。
もくじ
【機能素材】撥水スエード風×フェイクファー
「2WAYボアショートブーツ」は、見た目もあったかそうなスエード調×ふわふわのフェイクファーを使った2色(グレー/ワイン)
ブラックカラーの1色だけは、合成スムース素材が選べるようになっています(全3色)
タイプ別素材「スムース」/「スエード調」
スエード風でも、撥水加工がしてあるので、安心できそうだ。
透湿防水素材「ブリザテック」を採用し、ブーツは水滴を通さずに、湿気だけを逃す特徴があるそうです。水の侵入を防ぎながら、靴ムレ対策にもなりますね。
【2WAY】2通りに履く ショートブーツ・アレンジ
ブーツ丈のアレンジで履き方が変わる、2WAY仕様のコンフォート靴なのだそう。
2タイプに変わるので、服のイメージに合わせやすそうです。スカートではブーティ風の丈で履いたり、パンツスタイルなら、ブーツインする定番スタイルにもできる。
デザインが変わると、足元の雰囲気も随分違いました。
いいな!と思った、極めつけは、内蔵された「インヒール」でした。
約2cmのヒール型中敷きが入るので、脚長効果が期待できます↓今年は、このタイプのスニーカーやブーツをよく見かける気がする。
昨年、自作で、ブーツを「インヒール」型にしてみたのですが、かかとをUPさせるヒールの効果で、ふくらはぎがスッキリ見える気がするんですよね。
関連記事/インヒールを入れて変わるスタイルアップして履くクロックスブーツ
ブーツ丈の微妙な調整が可能になります。2cm~4cmの高さの異なるインヒールを試したところ、自分の脚ラインが「一番細く見えるところ」で履くと、いい感じ。
私の場合、備え付けられたインヒールでは無かった事や、高めのソールを入れた時に、厚みが窮屈に感じたので、ヒールの高さは欲張りすぎないほうがいいのかもしれません。
2cmくらいが、丁度いいです。取り外せるので、類似の形のブーツと共有もできそう。
ベネビスのコンフォートインヒール&ソール
「ベネビス」のインヒールは、コンフォートシューズブランドらしく、様々な工夫がこらしてありました。
基本は、歩行のサポートになる機能ですが、冬ブーツの場合は、暖かさも大事。繊維を扱う化学企業「東レ」が開発した、吸湿発熱素材「エアロブラインド」を採用しています。
体から出る湿気を熱にかえる事で、暖かさを保つしくみだそうです。
ヒールやインヒールのあるブーツは、重たそうなイメージだけど、ちゃんと軽量化して作ってあるらしい。
【安全面】氷や雪でも滑りにくい靴底
アウトソールには、耐滑性のある「ハイドロストッパーGF」が採用されています。
ツルツルに見えますが、実際は、剣山状になった無数の「グラスファイバー」ガラス繊維のパーツです。水の膜を切り裂き、路面をキャッチするから、滑り難い。
靴底の減りが出てきても、常にハイドロストッパーが剥き出しになり、耐久面でも安全性のある素材なのだそう。
2WAYボアショートブーツ(ベネビス)/全3色/SS~Lサイズ
一見、ごく普通のショートブーツなんだけど、コンフォートシューズとして展開する、ベネビスのブランド力が、至るところに注がれている印象でした。色んな仕掛けがあるみたいな面白さ(=実用性)が見られた気分。
テーマは「女性のための足にやさしい靴」で、用途に合わせた機能性シューズに、ユーザーボイスが活かされているのが特徴。改良を加えながら、常にバージョンアップし続けていく靴。
人気靴の復刻や、殿堂入りシューズなどが発表されるほど、充実のラインナップも魅力です。