2016秋冬の新作クロックス リナ スエード フラットウィメンを履いてみました。
裏地を付けないリアルスエード特有の柔らかさが直に足を包み、薄く、軽く、シンプルで高級感のあるフラットシューズ。
こう見えても、低反発素材をインソールに組み込んだ機能性は、クロックスの最高レベル(トリプルコンフォート)の履き心地です。
秋から冬へと、ロングシーズン楽しめる豊富な「リナ(lina)」9種類から、
全シリーズを比較。個人の感想ですが“好きなリナ”と“そうでもないリナ”を理由と共にピックアップしました。
もくじ
2016新作 linaシリーズ全9種のシューズ
リナ・コレクションは、今年クロックスに加わった「新フラット」を中心に、「ウェッジヒール」や「ローファー」としても展開しています。
↑↓それも、これも“リナ”
タイプ違いで全9種類。お色違いを含めると全17種類もあるんです!
好みの形、ヒールの有無、色柄、素材、履き心地に至るまで。自分にとっての運命の1足を見つけられるコレクションが「リナ」なのかもしれません。
逆に言うと、ここまで多様なシリーズは網羅するのも困難です。全てを履き比べるというのも、なかなか難しい。
せめて表にまとめてみようとしたら、とんでもないラインナップ、種類の多さに本気でビックリ★皆様はどのリナがおスキですか?PC観覧推奨※
注目したいのは、2016年から導入されたクロックスの新基準『the comfort journey(コンフォートジャーニー)』
ざっくり解説すると、レベルが上がる毎にフットベッド(中敷き)がマシマシに。。。盛られ、履き心地がUPするという、クロックス独自のコンフォートシューズ定義です。
これにより、現在は全シューズの履き心地が3段階にレベル分けされていますが、リナは全レベルのコンフォート性を持ちあわせた、オールマイティーな靴なんですよ。
当ブログ記事は商品の提供をいただいた上で執筆しております。協力/クロックス(タイツはセシール)
履いてみたのは「トリプルコンフォート」レベル3にあたる、crocs lina suede flat wです。特長は本革スエードに低反発インソールを組み合わせた“リナ”
本革のリナには、ハーフサイズ展開(0.5cm刻み)のシューズも多いので、一般的なクロックスよりも、フィット感にこだわったサイズ選びが可能です。
リナ・コレクションとワイズ(足幅)
秋口。新作として出始めた、合成樹脂のリナを初めて履いてみた時は、
「あっ、、、細い!」と思いました。ワイズがスリムなので、もしかしたら自分向きではないかなぁ、と。
しかし今回着用したのは、天然皮革。リアルスエードは履いてすぐより、暫くしてからのほうが足に馴染む気がする。
履き口のパイピングもシンプルだから圧迫されにくく、ワイズまで柔軟なんです。要は革のほうが足に合わせてフィットする感じ。
もっと先の尖ったポインテッドトゥパンプスもそうだけれど、捨て寸が女性らしいラインを作る鍵だったの?!
足が平たく見えるのが好きになれず、おでかけ時はヒール派なんですが、細見えフラットなら悪くない。
・・っていうか、こんな細身の靴も履けるんだ?!履いてる本人も驚きです。
公式オンラインショップの画像をお借りしました。既存のフラットと比べると新作「リナ」は、つま先が細くなっているのがわかりますね。
リナ/crocs lina flat w
ジアンナ/crocs gianna disc flat w
オリビア/olivia 2.0 lined flat w
私にとって、履きやすさの見本となるのは「gianna ジアンナ」のような、ゆったり型のフラットシューズです。だんだん見なくなってきたコレクションなので、
丸みを帯びた つま先では「オリビア」も同様に履きやすいかな。
↓(写真右/ジアンナ)ずっと履いているからソールが大分お疲れなのだけど☆ベストを超える靴に出会うのって、難しいですよね。
・・個人的にはゆったり履ける靴が好きなので、年々シュっと細くなるcrocsに戸惑いながらも、デザインはよりシンプルに、かっこよくなっている気がしますよ。
加えて、本革スエードはやっぱりそれなりに、履きやすさが違います。
プライスも。ノーマルタイプのlinaより上がります、、、という点はご了承いただきたく、全身に値札を付けてみましたが?
見た目、フィット感が気に入りましたし、シューズ内が蒸れにくいのも良かったですよ。
クロックス リナ スエード フラットウィメンのサイズ選び
年々シュっと。本当に細くなっていくクロックス。さらにコンフォートレベル(=インソールの立体感)が変わった事により、
私の場合、フラットシューズは足の実寸より1つ小さめを選べばいい。というルールが今年から覆されました。
前述の「ジアンナ」、「オリビア」のような靴なら、今まで通りで良いのですが、新フラットは都度、試着するべきかもしれません。
ところが、crocs lina suede flat wの試着では、フラットなのにW7でワイズがピッタリ。スエードが履いているうちに程好く馴染むようになりました。
足長は少し大きめですが捨て寸を考えると、実寸のままがベスト。かかとを覆うホールドが高めで、脱げずに上手く引っ掛かる感じ。
秋冬トレンドのスエード素材。寒い時期はタイツに合わせたコーディネートで活躍しそうですね♪
撥水効果と防汚になりますので、出掛ける前にひとまず、防水スプレーでケアしておきました。よし、これで安心!
今季の「リナ」は、ご覧の通り、とっても種類が多いんです。色柄の多さ、グラフィックはクロックスの得意分野ですし、履き心地で選べるのは、コンフォートシューズ・ブランドならでは。
リッチな異素材や、なかなか見ないハーフサイズ展開まで、、あらゆる可能性でお気に入りの一足が見つかりそうなコレクションになっています。