関東をはじめ、全国各地でも梅雨明けが発表されました。おそらく365日に近いくらい、家でも外でもクロックス・ライフをおくっている私の足元にも変化が出ています。
夏に登場するクロックスは、少し透け感があるような、涼しげな見た目をしていますよね。2014-02-25最終更新
透明感とキレイな色が「可愛いな」と思って見てはいましたが、履いてはいませんでした・・。
空に掲げた、丸っこい定番型のクロックスも「ラクだろうな」とずっと思ってきましたが・・なんとなく、履く事はありませんでした。
今年初めて挑戦したクリアなカラーと、女子的観点から、クロックスの定番サンダルをこれまで履かなかった派がカーリーメリージェーンウィメンズを履きました。
もくじ
ユニセックスな形に履かない理由があった
クロックスは今年、生誕10周年を迎えました。もとは、アメリカのボート用シューズが起源になっていて、日本に上陸してきた当時、一大ブームとなったのが・・
← こんな形の男女兼用シューズ。ラフに履けるカジュアルさが人気となり、現在も多くの愛用者がいるクロックスの定番モデルになっています(※画像は当時の靴を復刻させた限定モデル)
靴みたいな人形も、カワイイ。名前は「クロスライト君」。お店に行くと待ち構えたように、居ますよね。人形にそっくりなシューズも、丸っこくて・・
可愛・・い・・・(けれど)
私もクロックスは好きで履いているけれど、初めての出会いは「ブーツ」でしたし、好んで履くのも「ヒール」系。だから、みんなが履いてるド定番を履かずにきてしまっていた・・。
「さぁ、どうぞ!履いてみて♪」と言わんばかりにクロスライト君に勧められても、突然カジュアルダウンを取り入れる事が逆に難しいんですよ!!でも、この形が、男女を問わず爆発的な人気を誇った事からもわかるのは、足ラクな履き心地に違いない。
履いてみたい!・・ただ、もう少し、見た感じを女性らしくしたモデルは存在しないのだろうか?・・・
いろいろ手に取って見てみたけれど、ウィメンズ・シューズが沢山並んでいる状態からでは、おそらく、自分は気付かなかったと思います。見た目は、定番型よりもスリムで履き心地は、ゆったり系。そんな理想的なクロックスをイベントで教えていただきました。
男女兼用クロックスを女子だけの足ラク☆サンダルに
メリージェーンは、夏らしいクリアカラーの「TPU素材」が使われたシューズです。同じラインには、シャイナ ウィメンズ という素材違いのシューズもあります。この2つのモデルに共通するのが、女性らしく見えて、ゆったりとしたラクな履き心地も持っている事。
クロックスの場合、全てのシューズに使われるのが足馴染みのよい「クロスライト」という素材です。それでも細身のフラットシューズのようにフィット感が必要なタイプは、足にピッタリとしたサイズを選ぶことも重要。そうでなければ歩き易いとは言えません。
柔かさとクッション性をもつクロスライトですが、1cm刻みのクロックスのサイズが自分の足に対応していなかったり、足への密着感が苦手な方は、迷わずユニセックスタイプの「クロッグ型」を履かれるはず。
クロッグは、一番ゆったりと履けるタイプなのですが、3つのモデルで比べてみても男女兼用に出来るメリットが「ぽってり☆」した大きさとして目立ちます。画像はどれも同じサイズのシューズなんですよ。
展示会ではフィッティングをみながら、なにげなく履いた一足に、「アレ?」っと気付かされました。物凄くラクな履き心地のシューズを発見!それがメリージェーンでした。見た目はクロッグほど太っちょではないのに、履いてみるとシューズの中の足まわりに余裕があるのです。フラットシューズほどの密着感は無く、どちらかと言うとクロッグを細くしたモデルチェンジが加わった感じ。これは履き易い。
担当の方にもお話を伺いましたが、カーリー メリージェーン ウィメンズは、男女兼用の丸いサンダルクロックスじゃ、ルックスが・・
「チョット・・」という、女性らしくクロックスを履きたい方向けに作られたシューズだそうです。なるほど、それで足ラク・可愛い形が誕生したんですね。
男女兼用シューズと、スリムな女性用シューズの真ん中にいたクロックスに出会いました。丸いつま先が、ぽってり☆せずに、小さく見えてゆとりもある。足にとっては履き心地が良く、見栄えも適えたシューズです。
クリアカラーのTPUか、クロスライト主義か
ビーチやリゾートで華やぐようなビビッドカラー、そして肌を透過するクリアカラーが「TPU」の特徴です。メリージェーンにもこの素材が使われています。クロックスでは、夏に登場する女性用シューズに多く取り入れられていて、キレイめな素材感をしているんですよね。↓こんなキャンディーみたいなカラーが目印です。
また、「TPU」には、ゴムのようにしなやかな弾力と、硬質プラスチックのような強さを併せ持つ素材である。との説明もありました。分かり易いのが、クロックスから新発売されたゴルフシューズです。足が触れるフットベッド(インソール部分)には軽量でクッション性のある特殊樹脂「クロスライト」を使用していますが、アウトソールのスパイク部分に適していたのは、TPUという素材。
私が履いているクロックストーンも、柔かなクロスライト素材で出来ていますが、全てをその柔かさで作ってしまうと踏み込んだ時に不規則に動きすぎるらしいです。そうならないようにシューズの周りをぐるりと、色を変えたTPUリングで囲んで固めています。すると、運動効率の良い方向へだけトーニングシューズ本来の動きが生まれるのだそうです。目的があって硬さを利用する、機能性素材でもあるんですね。
でも、クロックスのメイン素材「クロスライト」よりも、TPUは硬いという性質があるため・・ここで、シューズ選びの好みが分かれてきそうです。夏らしい旬のクロックスを履きたい方には、クリアカラーのTPUを使った足元が素敵だと思います。(※全シューズ、フットベッドにはクロスライトを使用)
そして、根っからのクロックス好きで履き心地に惚れている!という方なら、「クロスライト」のもつ気持ち良さが出来るだけ多く使われたシューズ、メリージェーンよりも「シャイナ」のほうが好きだと感じるかもしれません。
メリージェーンのcotton candy/fuchsiaというカラー。殆ど色を感じないくらいの薄ピンクに、素肌が透けて、遠くからみると裸足のように。フィギュアスケートでも、スケートシューズまで肌色のタイツと同一色にして、足を綺麗に魅せたりしますよね。アウトソールの濃いピンクだけがコントラストでくっきり♪この見た目が気にいって決めた色です。
メリージェーンを知って、楽しむ
実はメリージェーン。なにげに5cmのヒール付き。履き心地がラクだったからか、私はヒールがある事にさえ気付かなかったくらいです。・・こうして見ると・・ゆるくカーブを描いたフットベッドが、傾斜になっていますね。フラットシューズとで片足ずつ履いてみると、ふくらはぎの位置が上がっていましたから、ほんのチョットの足長効果は期待できそう。
リベット(留め具)から繋がる、バックストラップは、動かせるようになっています。足にムクミが出てくると、ジャストサイズのシューズでも少しキツくなる事があり、私は足の甲も高いほうなので、そんな時はストラップが無いほうが開放的でラク。完全に上へ押し上げてしまい、ただ突っかけるだけのサンダル風にして履いています。
丸っこい可愛いタイプのクロックスを履くのなら・・!と前々から付けてみたかったジビッツ・チャームも飾ってみました。オリジナルにカスタマイズできる点もクロックスの魅力です。
ジビッツを買いに行って知りました。シューズと同様に、新シリーズが登場すると売り場面積の関係上、旧商品はお店で取り扱わなくなってしまうそうです。その行く先はアウトレット店舗らしいのですが、あいにく近くにはありません。
買い逃した!と思ったら、クロックス公式オンラインショップを覗いてみるのもおすすめです。店舗型でない販売形態の強みは品揃えの豊富さで、その数は国内最大級だそうですよ。旧モデルとなった正規品クロックスがセール価格で購入できるのも、このお店の特徴。粗悪な激安クロックスがネットで流通する中で、何より、品質に安心したお買い物が出来ると思います。