本記事は2014年「自然気化式加湿器(ペーパー加湿器)」について書いています。文中のリンク先で掲載終了している場合がございますm(__)m
商品情報を2022年販売モデルに更新しました。
セキスイ自然気化式加湿器の
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ミクニ エコ加湿器の
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自然気化式加湿器の
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一昨年から 半信半疑で使い始めましたが、寝室などに置くと、
朝 起きた時に、紙のような素材で出来た 簡易的な加湿器でも(体感で)その実力を感じます。
もくじ
ペーパー加湿器 フィルターの素材は?
ペーパー風のフィルターは、メーカーや製品によっても、パッケージに記される表記が異なります。
エレメンツ
=特殊不織布、ポリエステル不織布
ミクニ=ポリエステル不織布
セキスイ=紙、特殊繊維
イメージ通り、紙 もしくは不織布の製品が大半を占めているようですが、
フィルターは水に浸したままの状態で長期間使うため、防菌や防カビ加工がしてあるフィルターのほうが、安心できますね。
自然気化式の 加湿方法と加湿量は?
紙の加湿器は、フィルターが水を吸収して、気化(蒸発)させる方式の「自然気化式加湿器」と呼ばれています。
加湿量の目安は、フィルターの大きさによって違ってきます。大きければ、加湿量も多くなります。
「自然蒸発の 約〇倍」って、どういうこと?
製品に「加湿量や自然蒸発量の 〇倍」と書かれている場合、
コップ一杯分の水が自然に蒸発する場合と、ペーパー加湿器を使用した場合を比較して、
「〇倍 加湿量が多い」ということを表しています。
ペーパー加湿器は、自然でやさしい方式の加湿ですので、
勤務先で 家電の加湿器の機械音を気にされる環境や、赤ちゃんのいるご家庭でも使いやすいと思います。
このパンダ型も、小型のペーパー加湿器なんですよ。※こちらの商品は販売終了しました
加湿量は約10倍。会社のデスクなど、パーソナルなスペースに向いているタイプです。
小さくてもスペックは、コップ一杯分の水が自然蒸発する時と比べると、パンダ使用時には「約10倍」加湿量が多くなるので、ナチュラルに乾燥対策ができるんですね。
コップサイズの どこでもモイスチャー
(写真の)パンダや蝶々の加湿器は生産終了していますが、メーカーのエレメンツでは「どこでもモイスチャー」という、
小さめのペーパー加湿器を取り扱っていて、種類も豊富なんですよ。
手持ちのコップなどを 水の受け皿(トレイ)として活用する商品で、フィルターだけを購入するため、価格も抑えられます。
加湿量については、フィルターサイズの小さい加湿器は「10倍」くらいが標準的なので、スペックは「平均」という感じ。
今季取扱いモデルは、植物がメインになっていて、10種類から選べます。
加湿量は、コップ一杯の自然蒸発量の約10倍
※室温24℃、湿度40%の条件下にて加湿比較テストを行っています/試験場所 (財)日本文化用品安全試験所
10種類展開
(ネモフィラ、ポピー、すずらん、コスモス、菜の花、サクラ、チューリップ、モンステラ、マーガレット、クローバー)
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「モンステラ」は、サトイモ科の多年草です。お部屋にちょこっとグリーンを置くのもいいですね。
サイズ 縦14.5×横15.5×高さ1.5cm
コップは付属しません
携帯サイズのちょこっとオアシスプラスシー
ミクニのちょこっとオアシスは、リニューアルされて、
ちょこっとオアシス → ちょこっとオアシスプラス → ちょこっとオアシスプラスシー(今ココ)になっています。
携帯向きのサイズで、コンパクトに使える自然気化式加湿器としてはロングセラー商品といえそうです。
2014年には、エコ加湿器シリーズの発売10周年を記念する リミテッドカラーが発売されるなど、息の長い商品ですが、
使いやすくアップデートもされていて
「ちょこっとオアシスプラスシー」は、展開時に180度開くフィルターを採用し、給水ボトルが一体化するなど ビジュアルも変わってきています。
加湿量は 自然蒸発の約10倍以上(※)
(※)コップ一杯の水が自然蒸発するのと比べた時に、製品を使用した場合の加湿量は、約10倍高くなります。この点は発売以来 変わらないようです(ミニサイズだからかな)
結構前になりますが、2015年リリースの商品で、
ちょこっとオアシスプラスがさらにコンパクトになったのが、ちょこっとオアシスプラスシーです。
大手通販では、旧製品を取り扱っている場合がありますので、
交換用フィルターを購入される際は「商品名」(プラスとかプラスシー)を間違えないように確認したほうがいいですね。
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交換用フィルターも発売されています。不織布フィルターとボトルの「キャップ」のセットです。
フィルターの交換目安は、基本的に1シーズンが推奨されています(1~6ヶ月と商品によっても異なります※)
これは、ペーパー加湿器の抗菌・防カビ効果が低下するからだそうです。
ペーパー加湿器 大きさによる加湿量比較
自然気化式加湿器には、大小 様々なサイズや仕様のものがあり、
加湿量はフィルターサイズの大きさに比例することが多いです。フィルターが大きければ、加湿量も多くなります。
省スペース ミニタイプ
「携帯用サイズ」「コップサイズ」
加湿量(=自然蒸発量)
コップ1杯の自然蒸発量の約10倍
参考商品/どこでもモイスチャー、ちょこっとオアシスプラスシー、うるおいアニマルちいさな森 など
車のドリンクホルダーで使える「ペットボトルサイズ」
加湿量(=自然蒸発量)
コップ1杯の自然蒸発量の約10倍
参考商品/ちょこっとオアシスいちりん
家族の集まる部屋や寝室に
「大きめ 卓上サイズ」
加湿量(=自然蒸発量)
コップ1杯の自然蒸発量の約15~40倍
参考商品/ミスティガーデン2nd、ミスティフラワー、ミスティクラフト、自然気化式ECO加湿器うるおい など
もはやオブジェになる
最大級の「大容量型」
加湿量(=自然蒸発量)
1時間で約100cc以上
参考商品/ミスティツリー
こんな感じにいろいろあります。
お部屋の大きさなど、使用環境や使用目的(車で使うとか)に合わせて、サイズを選ぶとよいと思います。
「大きめ 卓上サイズ」と分類した、加湿量が15~40倍の商品に関して、数値に大分開きがありますが、
大半が15倍か20倍の加湿量の商品が多いなか、「ミスティガーデン2nd」のみが約40倍となっていて、加湿量も多めです。
写真は、旧モデルの「ミスティガーデン」と「どこでもモイスチャー」です。
大きさの違う商品の加湿量の比較と、ミスティシリーズの新旧のサイズ・加湿量を比較してみました。
スクロールできます | 加湿量 | サイズ | その他 |
どこでもモイスチャー | コップ一杯の自然蒸発量の約10倍 | 幅13×奥行15×高さ15cm | コップサイズ |
ミスティガーデン(旧モデル) | コップ一杯の自然蒸発量の約15倍 | L350×W150×H200 | 販売終了品 卓上サイズ |
ミスティガーデン2nd | コップ一杯の自然蒸発量の約40倍 | L380×W155×H200mm | リニューアル品 卓上サイズ |
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最大級のペーパー加湿器 ミスティツリー
最大級のペーパー加湿器は、
ミクニの「ミスティツリー」です。
広いお部屋の加湿や、会社でインテリアのように使われるケースもあるようで、価格も高めです。
重さは乾燥した状態で1.1kg、給水も1.5リットル入る大容量タイプで、
ボールツリーをイメージしたオブジェのようなデザインになっています。
加湿量は、1時間で約100cc以上
抗菌・防カビ加工フィルター使用
加湿器フィルター(ペーパー)のお手入れ方法
使っていくうちにフィルターには、汚れ(空気中のホコリや水道水中の不純物)が浮き出てきます。
これはカルキなどが吸い上げられているからで、カビではありません。
目立ってきたら、きれいな水に半日ほど漬け置きするとリフレッシュできます。
汚れが水面に溶け出てくる感じに落ちていきますよ。
また、ペーパー加湿器を初めて使うときは、乾いたフィルターがぐんぐん吸水しますので、またすぐに水を足さなければならず、面倒です。
そうならないために 予め、水道の流水などで十分にフィルターを湿らせてから、使用する容器にセットするといいですよ。
あとは、ほとんど手間要らずなので 簡単に使えます。