初めてのデジタル一眼、ソニーNEX-C3 をもって旅に行ってきました。「絞り」「シャッタースピード」「ISO」等これまでのデジカメライフでは意識しなかった機能を、本当に詰め込むように頭にインプットして出掛けたつもりでしたが・・・。
・・が、結局のところ撮影で使っていたのはカメラ任せの「おまかせオート」でした。伊東港では粘り勝ちで(?)イルカがジャンプを自らし始めてくれました。ピント・・微妙かもしれませんが、これが精一杯(笑)
本当なら、こういう場面で使いたいのが「シーンセレクション」のスポーツモードかもしれません。カメラ任せでも高速シャッタースピードで動く被写体を止めたように撮れる機能が付いています。ただし、シャッタースピードはカメラが光を取り込む量とも関係がありますので、明るい場所でないと画像が暗く写ってしまう事があるようです。
カメラが判断したモードで撮ってみる
ビギナーでも使えるのがコレ「おまかせオート」です。私もカメラに慣れようと撮影をよくするようになりましたが、まだまだ・・キレイに撮れたと感じるのは「おまかせオート」を使った時なんですよね。
この機能は被写体によってどのように撮影するのがベストか、カメラのほうで決めてくれるから失敗が少ないです。伊東港のイルカの写真は(ピンボケは置いておいて)背景にボケ味は出ていませんので風景写真のように「絞り」はくっきり(f/25)。シャッタースピードは中速程度(1/125秒)、ISO感度は1600ですから、比較的、暗い場所であるとカメラが判断したようです。
同じようにして近くのモノを撮りたいと思ったら「マクロ」、遠くの景色へカメラを向けると「風景」を撮るのだとカメラはすぐに認識するので、おまかせオートも撮影だけに集中できる点では便利だと思います。
どう撮る?撮影テクニックもカメラの中に
NEX-C3はカメラが撮影シーンを判断すると、その撮影に役立つアドバイスも同時にしてくれる機能が付いています。これを使うには被写体にレンズを向けて、撮影アドバイスボタンを押すだけでOK。全85ページ分の構図やテクニックについての簡単なアドバイスがカメラ本体に内蔵されています。(うち、1ページ目は目次です)
きっと、カメラ撮影に慣れて、だいたいの事を覚えてしまうと必要なくなる機能だと思います。でも初心者にとっては「スゴイ!便利!」そう思わせるポイントでした。カメラの使い方は取り扱い説明書からでも覚えられますが、撮影テクニックは新たにテキスト本などを見なければ学べないと思います。
以下のような説明文と写真で、シーンに応じたアドバイスがすぐに見られるようになっています。
ビギナーにやさしい NEX‐C3
使い始めて約一ヶ月が経ち、マニュアルに近づいた撮影を行おうとすると・・まだ私の技量ではカメラに警告されてしまうんですよ。無理な設定のまま撮影しようとすると、画面に警告マークや点滅が起こり、「このままでは、上手く撮影できませんよ!」とカメラがちゃんと教えてくれます。ある意味、親切かなと思う(笑)
実際、ひとつひとつの撮影用語は、カメラ本体によるアドバイスやナビにより頭に入ってきています。あとは、それらを上手く組み合わせて自分のイメージ通りの写真が撮れるようになればいいんだろうな。
初心者でも簡単!おまかせオート機能を使って、イメージの異なる写真を撮ってみました。
伊豆の亀族館「アンディランド」にはガメラが展示されています。キケン!を強調するカラー「黄色」だけを残して他をモノクロにしてみました。
本当にガメラがいました。2006年に公開された映画の中でガメラの子供時代に「ケヅメリクガメ」が使われるなどの御縁があり、本物を譲り受けたのだそうです。
どっしりしたサイズ感を伝えたかったので、「TOYカメラ」の効果を使って被写体を目立つように?なってるかな?
今度は、静かに明るい光の中で眠っているように、「レトロ」効果でやわらかさを出してみました。
女子に嬉しい機能がいっぱい NEX‐C3
現在、私のマニュアル本は、カメラに付属する説明書と、山本まりこさん著「NEXで撮る かんたんかわいい写真」。更に最近、該当機種を特集したバックナンバーの「女子カメラ」を入手しました。付属の説明書以外では、「かわいい」写真を撮る事がNEX-C3のコンセプトとして取りあげられているようです。イメージされるのは「ふんわり」とか「エアリー」感などといったキーワード。
過去にはカメラ女子ブロガーとの撮影企画などもあり、食べ物を可愛く!美味そうに撮る!などはNEX-C3の得意技とするところ。女性が持ち歩き易い一眼、コンパクトさや可愛いカラーはまさにそうですよね。
また、デジモノ音痴の私が飛び付きたくなってしまった分かり易いカメラのナビ機能も・・女子ウケが良い理由になるのかもしれない。特にカメラを始めたばかりの方には、あるだけで頼り甲斐を感じられる機能だと思います。
NEX-C3の機能をアップデートした新カメラ。自分撮りできちゃう角度になった液晶パネルを搭載した、NEX-F3もちょっとだけ使ってみました。1DAYカメラ レッスンに参加したときのものです↓
SONY NEX‐F3 山本まりこさんカメラセミナーおけいこカフェ