バッグのお洒落を楽しむのなら、本当はこういうの持ちたい。取っ替え引っ替えできたら良いのだけれど、現実的にはいくつも所持できないから、見てきました。私が実際に使っているヴェラ・ブラッドリーのバッグは、トート型であったり、両手がフリーになる斜め掛けなど、使い易さのド定番を形にしたようなバッグが多いのです。2014-08-24最終更新※
でも、たまのおでかけ・・お洒落な格好に似合うのは、ルックス重視のバッグ達かも。好きな柄のEloise(エロイーズ)を見てしまうと、やっぱり可愛いな♪と思います。見た目よりも、ヴェラのバッグは使い易さを重視した作りになっているようでした。スタッフさんによる、解説動画で分かり易くポイントが見られます。(0分25秒)
もくじ
キスロックは可愛いくせして、大口でした
がま口バッグ(キスロック)の特徴は、見た目の愛らしさとは異なり(?)ガバっと大きく開く、使い勝手の良い入り口です。小銭入れとしてもよく見かける形ですが、中のコインが一気に見渡せるため、お会計時にジャリ銭をキレ良く支払えたり・・。
でっかいお財布みたい(笑)バッグも同じなんだな~と思いました。これだけ口が開けば、中に入れたモノを見通し易いと思います。
技あり11コのポケットをもつバッグ
4つも付いてるスリップポケットは、ヴェラらしいアイディアにも見えました。このブランドのバッグに共通するのは、見えない部分でも手を抜かないポケット数の多さだと思います(最近買ったトート型には内側に6コ、こちらのマザーズバッグには合計11コのポケットがありましたよ)
このエロイーズの内側には、ファスナー式の仕切りポケットもありました。でも、まだまだあります!面白いくらいのポケットが・・!
モデル撮影しているバッグの柄はSummer Cottageです(2012夏の新柄)表地には花々の咲く夏の庭を表現、その裏地はピクニックに出かけたくなるカゴの網目模様がイメージされています(※左画像)
エロイーズの裏地が見えるところをメイン収納とすると、
その外側両サイドにも、またポケットのような収納スペースを作ってあります。こちらのサブ収納は表地で魅せています。
サブ収納部分は、マグネット式で「ピタッ」っとくっ付いて閉じますし、深めのたっぷりしたサイズ感です。エロイーズのポケット数は、メイン収納に5コ、サブ収納に4コ、深めのサブ収納(2ヶ所)もポケットとしてカウントすると、合計11コです。
表地と裏地のデザインバランスを見る
コットンキルティングを主に使うブランドですが、「プックリ」したキルト地ばかりを使うわけでもないようで、エロイーズのサブ収納を拡大してみると、立体的なキルトと、平面的なコットン生地の使い分けも見られます。これも、見た目のスマートさを損なわない設計なのかも。
私が使っているトートでさえも、ポケットは別布にしてキルトを使わずに、バッグのラインが膨張しすぎるのを防いであります。可愛く魅せるキルトのふわふわ感も、見えない部分では省くテクニックがあり、キレイなフォルムが生まれるわけです。
ヴェラブラッドリーのバッグは、デザインによっては裏地を出して使う方もいるくらい、両面ともに計算された美しさがあります。エロイーズは裏返して使う事は出来ないタイプですが、表地のカラーをふんだんに使ったバッグ。使用中にチラリ☆と見える、内側に統一感があるのも素敵ですね。
コットン素材を用いたヴェラのバッグ類は、洗濯機(私は手洗いしたくなります)で洗えるタイプが多いのですが、エロイーズのような「がま口」付きのバッグは部分的なお手入れをしてください。
Eloise(エロイーズ)サイズ&イメージフォト
レトロな雰囲気のある、がま口バッグの「エロイーズ」。サイズはH24.8×W33.7×D11.4cmです。ロールハンドルなので、しっかり硬めの持ち手を肩掛けして使える長さ(24.1 cm)になっています。底板入りですので、型崩れもしにくいそうですよ。
上品なフォルムこそ使い易く。大きく開く口も、ポケットを11コも付けたアイディアも、使う人のために考えられたデザイン性を感じました。大口を開けた裏地の柄もキレイですが、中身が一気に見えてしまうのはNGです。
そこで、ポケットによる仕切りの多さがあれば探している小物をサッっと取り出せる!エロイーズは女子的作法に応えてくれる、おでかけに連れて行きたくなるようなバッグでした。
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